協議会設立経過

■向洋地区まちづくり協議会設立趣意書

 

 向洋地区は、旧市内の中心部に位置し、その大半が居住地域となっています。

また向洋中学校の周りには、下関市立体育館、市立陸上競技場があり、市民病院も隣接していますし、中学生が目標とする高等学校も周囲に備わっているためめぐまれた地域でもあります。

 一方で、社会を取り巻く環境は大きく変化し、少子・高齢化、人口減少、核家族化、個人の価値観の多様化などにより、地域のつながりは希薄となり、様々な課題が生じてきました。

 このことは、当地区も同様であり、子育て支援、高齢者問題、防犯、防災対策が懸念される中、地域活動への参加者が減少するなど、様々な課題を抱えています。

 これらの課題を解決するには、私たち地区の住民が、改めて地区を見つめなおし、地区の課題について考え、行動し、行政と協働を図りながら課題を解決していくことが必要であると考えます。

 向洋地区としても、これからのまちづくりを進める上でまちづくり協議会の設立は必要であると判断し、市が主催した各地区における「まちづくり協議会」の参加者を基本として、まちづくり協議会設立準備会を立ち上げ、協議会の設立について検討するとともに、地区の課題活性化について情報共有の取り組みを進めて参りました。今後は、地区のつながりを深めるためのイベントの開催や地域の防犯、防災の啓発活動などを行い、よりよいまちづくりを行います。

 向洋地区における様々な課題を、住民の力を結集して、地域の特色を活かしながら、様々な分野において、お互いに知恵を出し合いながら、課題の解決を図り、「安全で安心」「暮らしやすい」「人と人とのつながりを大切にする」”まちづくり”の実現を目指し、向洋地区におけるまちづくり協議会を設立します。

 

                       向洋地区まちづくり協議会設立準備会

■向洋地区まちづくり協議会設立までの

 

 下関市では、それぞれの地区に関わる様々な人たちが身近なまちづくりについて話し合い、課題を共有し、効率的に地区の皆さんが理想とする安全で安心なまちづくり、住みよいまちづくりを行うため、「まちづくり協議会」を市内全域で設立することを目指して取組を進めてきました。

 当地区におきましても、大坪第一・大坪第二・神向・後田自治連合会の4自治連合会が主体となり、市が主催したまちづくり集会に参加された様々な団体の代表者をはじめとした「向洋地区まちづくり協議会設立準備会」」を立ち上げ、向洋地区まちづくり協議会の設立を目指して検討を重ね、本日の設立総会に至りました。

 以下にこれまでの経過をお示しします。

 

 ◎これまでの取り組み

 

  平成26年 9月 7日  

    北部公民館にて中尾市長より、住民自治による、まちづくりの必要性を説明

  平成27年 8月28日

    向山小学校にて、市の担当者からの説明会

  平成27年 8月28日

    「事前検討会」自治連合会等4名参加

  平成27年 9月15日~

    「検討会」「発起人会」「勉強会」を合計4回実施

  平成28年 1月28日

    「設立準備会立ち上げ」16団体参加 委員17名

  平成28年 2月12日~

    「設立準備会役員会、全体会議」を合計12回実施

  平成28年 6月 1日

    「広報・公募チラシ」 全戸配布

  平成28年 6月11日

    「住民説明会」開催(向山小) 35名参加

  平成28年 7月21日

    代議員を集めて全体会議

  平成28年 8月21日

    「向洋地区まちづくり協議会設立総会」